退職代行とは

ここでは、「退職代行」とは何かをご説明します。退職代行サービスというものが何なのかを簡単にご理解し、その上で退職代行を実際に依頼するかどうかの判断材料にしてください。

退職代行とは、簡単にいえば、「退職に関する作業を代行するサービス」のことです。

「会社を辞めたいけど勇気が出ない」
「会社を辞めたいのに引き留められている」
「辞める前に後任を探してこい」
「全ての引き継ぎが終わるまで辞めるな」

こんな理由で退職できずにいる人たちをサポートするのが、退職代行サービスの主な内容です。

退職の意思を会社側に伝えて認めてもらい、退職に関して必要な書類の発行等の手続きを全て完了させるのが退職代行サービスのゴールです。

退職代行利用者で、多く見られる職業は、介護・医療系、営業系、システムエンジニア、公務員などです。激務である職場やストレスが多い職場で働く方が依頼することが多いようです。

「退職代行」には大きく分けて、2種類があります。

1.民間の業者が行っているもの
2.弁護士が行っているもの

どちらも「退職に関する手続きを代行してくれること」は同じですが、途中の経過やできることには差があるので注意が必要です。一般的には民間の業者よりも弁護士のほうが費用が高額なので、民間業者を選ぶ方が多いですが、実は民間業者にはできないことがたくさんあります。